近年は高性能なセンサが出てきてアンプ側で平均化処理をしてくれるものも多いですが、生データを受け取ってPLC側で処理することもたまにあるかと思います。その時の方法と注意点についてメモします。
必要なパラメータ
①センサから受け取るデータ(生データ)
言わずもがな必要なパラメータ。アナログで受け取ったりフィールドネットワークで受け取ったりします。アナログの場合はスケーリング処理も必要です。
②サンプリング数
平均化処理はサンプリングしたデータの総和からデータ数で割って算出します。サンプリング数はそのデータをいくつ取り込むかです。サンプリング数が多いほど数値の遷移がなだらかになります。反面数値の急激変化をモニタすることは難しくなります。
③サンプリングレート
②のサンプリングをどの位の時間間隔で取るかです。レートが高い(間隔が短い)ほど数値が瞬時に出ますがあまり短すぎると平均化の意味がなくなります。
もっと知りたい人がいればいいねとかコメント下さい。がんばります。
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